子供とともに親も成長する。【書評】
子どもの心のコーチングという本を読みました。
というのも先日子供達をお風呂に入れている時、「お父さんはすぐダメダメ言うからきらーい。」と言われ本気で凹んだためです。
子供達には自分で考え幸せになってほしい、と思っています。
しかし、これまでの自分の子育てを振り返ると、自分が子供の頃こうしておけば良かったという後悔の念や理想を勝手に我が子に押し付けていました。猛省しました。
子育てをするときに、「今」ではなく「子供が成長した姿」を考えながら子育てする。
反射や感情を理解しながら、子供の気持ちを理解し子供自身に自分の気持ちを認識させる。
そして、何より、親自身が自分のことを好きで自信に満ちていることが大切です。
過去は変えられませんが、今からは変われます。
子供達には子供達の人生、自分には自分の人生があります。例え親子でも、一方的になるのではなく、子供をしっかりと尊重し成長をサポートするとともに自分自身も成長しようと思える本でした。
子供は親の鏡といいますし。明日から子供の接し方変えていきます。
一次試験が終わってから二次試験に向けてやるべきこと4つ【中小企業診断士】
もうすぐ1年に1回の中小企業診断士の一次試験。そして一次試験が終わるとすぐに二次試験です。二次試験は10月22日(日)ですから、一次試験からたった2ヶ月しかありません。今回は、自分が受験した時を振り返って二次試験までの過ごし方をまとめておきます。
すぐに気持ちを二次試験に切替える。
一次試験の受験もとても疲れます。人によっては2日間で7科目も受験するわけですから当然です。しかし、繰り返しになりますが、一次試験から二次試験まで2ヶ月しかありません。すぐに気持ちを切り替えましょう。ここで少し休もうなどと考えてはいけません。僕はここで気持ちの切替に失敗して、1度目の二次試験は不合格でした。特に独学で勉強される方は気をつけましょう。
できれば2回、最低でも1回は模試を受ける。
TACやLECでは9月上旬に二次試験の模試が開催されます。できれば2回、最低でも1回は受けた方が良いです。目的は本番の環境に慣れるためです。なかなか事例4問を続けて解く環境は作れません。自分の集中力がどの程度持つのか事前に知っておくことも大切です。特に4問目の財務・会計は3問受けた後、かつ「本番」という緊張感の中で受験することになります。問題の読み間違い等のケアレスミスもおこしがちですので十分注意しましょう。
受験した模試の復習を行う。
模試を受けた後は、自分が納得できるまで模範解答を分析します。模範解答には加点ポイントが書かれています。自分の解答のどこが加点されているのかチェックすると同時に、どの点が漏れていたのかを確認します。そして自分の解答をブラッシュアップして抜け漏れなく加点ポイントを記載しつつ、制限文字数以内で解答できるようにします。
ポイントは模範解答を覚えるのではなく加点ポイントを網羅しつつ自分の言葉で制限文字数以内で解答できるかどうかです。
とにかく「書く」練習をする。
解答を理解できたと感じることと、実際に書けるようになるには大きな差があります。
特に制限文字数以内にポイントを押さえて書くことは、かなりの編集力を要します。
また、答案作成には自分が思っている以上に時間がかかります。とにかく書く練習をしましょう。
「春秋」をtwitterで要約する練習も編集力を高め、書く力を高めるためにオススメの練習です。
まとめ
本当に二次試験は難しいです。一次試験が終わった後は気を抜かず、すぐに二次試験に気持ちを切り替えましょう。そして、とにかく「書く」練習をします。できれば毎日事例を1問を解く時間を確保しましょう。大変ですが、たった2ヶ月です。頑張った先には「合格」が待っています。諦めず頑張ってください!
「どうせ無理」を捨てて、本当の自信を取り戻す【書評】
本屋でたまたま平積みにされているのを見て、植松努さんという方を知りました。何気なく本を手に取ったのですが、とても前向きになれます。「自分なんて・・・」とネガティブになった時に元気づけてくれる本です。
植松努さんとは
北海道で「植松電機」というリサイクルに使われるマグネットという機械を製造する会社を経営されている方です。そして、ロケットも作っています。驚くべきことに世界に3つしかない宇宙と同じ無重力状態を作る実験装置も自分たちで作ったとのこと。
「ロケットを作る」という夢をもち、本当に作れるようになったという凄い方です。
「失敗した」は「やったことがないことに挑戦した」あかし
そもそも行動しなければ成功も失敗もありません。そして大抵はじめは「失敗」します。やったことがないから当たり前です。
僕の娘達も最初自転車に乗れませんでした。でも何回も練習したら乗れるようになりました。僕は娘達を褒めました。そしたら娘達は嬉しくなって「自転車で公園行こう」と言いだしました。このような経験は別に子供とか大人とか関係ありません。いくつになっても「失敗」しましょう。そしてチャレンジしましょう。失敗はダメなことでも恥ずかしいことでもありません。「失敗」という経験の先には自分の「成長」が必ず待っています。
本当の「自信」の作り方
やったことがないことをやってみる。まずは簡単なことからやる。そしてそれが「できた」とき、それが上手になった時、自然と「自信」は生まれます。
子供の「できた」ばかりですが、シャボン玉が作れるようになった時、ひらがなが読めるようになった時、砂場でお城が作れた時、自転車に乗れるようになった時。「できた!」と嬉しそうに言ってくる顔は本当に「自信」に満ち溢れています。
それは大人でも変わらないはず。しかしどこかテレてしまい、つい自分でもその「できた」を「当たり前」に置き換えてしまっていた気がします。
夢とお金は切り離して考える
夢とは、大好きなことや、やってみたいこと。
仕事とは、人の役に立つこと。
と植松さんはいっています。もし、夢で食べていけるかどうかを夢をはかる基準にしてしまうと、夢を叶える可能性を小さくしてしまいます。夢を叶えるためのポイントは自分目線と他人目線の2つの視点で考えること。夢を仕事にしなければ、夢を叶えられる確率は高まります。
ぜひ読んでほしい人
中学生以上の子供がいる方には本当に読んで欲しいです。そしてその子供達にもすすめて欲しい。子供達には自分の夢を大事にして欲しい。恥ずかしがらずに夢を諦めないで欲しいと自分が親になった今本気で思います。そして、それにはきっと子供たちが自分に「自信」を持つことが大切です。どうすれば「自信」を育てることができるのか、「自信」を取り戻すことができるのか。それがこの本には書いてあります。
TEDでのスピーチも有名
本を読んでから知りましたがTEDでのスピーチも有名です。眠らせていたご自身の「夢」を叶え、多くの人に「夢」を叶えて欲しいという情熱を感じます。
オススメの一冊です。
一次試験で失敗しないオススメの解き方【中小企業診断士】
いよいよ来週末は中小企業診断士の一次試験ですね!一人でも多くの方が一次試験を突破されることを願っています。
今日は僕が一次試験の時に実践した解き方をまとめました。
絶対的に自信のある問題を解く。
とにかくわからない部分は飛ばして、まずは自分が絶対の自信を持って正解だと思う問題を解きます。答えを絞りきれない問題は深く考えず、明らかに間違いの箇所にチェックをつけておき、後回しにします。経験として、この時点で3割くらい問題を解ければ十分です。時間配分としては20分程度です。
消去法で解く。
次に最初の段階で2択まで答えを絞った問題や少し考えれば解けそうな問題を解きます。絶対に正解!という自信はないまでも、感覚的にこれは違うよね、とこれまで問題を解いてきた経験と知識を総動員して解答します。少しでも正解率を高めます。なお、このタイミングでも、どうやってもわからなさそうな問題は飛ばします。この時点で頑張って7割近く解答できるように頑張ります。時間配分は20分程度。
ケアレスミスがないかを確認する。
このタイミングで、一回自分の解答を見直します。問題の問われ方は、「最も適切なものはどれか」か「最も不適切なものはどれか」の2パターンです。「最も適切なものはどれか」と問われているのに不適切なものを選んでいないか、またその逆はないかを確認します。「最も不適切なものはどれか」には下線もひかれています。
しかし、試験本番では緊張しているため、見間違える可能性もあります。そんな残念なケアレスミスで1年を棒に振ることのないよう読み間違えていないかを確認します。
また、この解き方では、1から順番に解答していないため、解答欄を間違えて解答していないかも念のために確認します。時間は10分程度。
どうやってもわからない問題に解答する。
これまで解いてきて、どうやってもわからない問題に解答します。ここまでくると考えてもわからないと割切り直感でもいいので解答します。得意科目は苦手科目のフォローのために、苦手科目は得意科目の足を引っ張らないように、1点でも多く点数を稼ぎにいきます。最後まで諦めてはいきません。時間は5分程度。
最後にもう一度自分の解答をチェックする。
受験番号の記載漏れや名前の書き忘れはありませんか?自分がそんなミスするわけないと思っていても気になり出すと次の科目に悪影響です。次の科目に全神経を集中できるよう、最後にもう一度自分の解答を確認します。試験終了の合図がなるギリギリまで1秒も無駄にしないように。
まとめ
診断士一次試験は思っている以上に試験時間の短い試験です。焦ることなく、自信を持って解ける問題から解答していきましょう。得意科目でも80点を超える点数を取るのは至難です。65点を取れれば5点を他の科目のフォローに使える、くらいの気持ちです。高得点を狙うよりもミスをしないように気をつけた方が、結果的に「合格」に近づきます。
最後まで諦めることなく「合格」を狙いましょう!
「強み」をいかに「機会」に投入するかが大事。
SWOT分析。中小企業診断士で一番使うフレームワークです。とにかくSWOT分析しろ!という方もいらっしゃるくらい非常によく使います。
で、たくさんヒアリングして一生懸命SWOT分析するのですが、改善提案を出すにあたって、失敗しがちなのが、「弱み」の改善。
もちろん「弱み」を放置したままではいけません。ただし、優先度は「強み」を活かすことです。人間誰しも自分が得意なことをやっている方が楽しいし成長します。会社も同じです。「弱み」を改善したらバランスは取れますが、ビジネスの世界でバランス取っても仕方ありません。「弱み」があったとしてもそれを圧倒的に補える「強み」を持つこと。
そもそも弱みを改善できるのであれば、その程度のことは本当の弱みではありません。どんなに頑張ってもせいぜい、「非常に弱い」が「とても弱い」に改善される程度で、側から見ると弱いことに変わりなく、徒労におわることが大半です。
「弱み」の改善はほどほどに、それよりも厳しくとも頑張れる「強み」を昇華させ、「機会」を探して、そこに全力を投入しましょう!
実際のビジネスと診断士試験は真逆です・・・。
まずは「今」を全力で生きる。「将来」への種まきは必要だけれど「今」を犠牲にしてはいけない。
あなたって、どうなるかわからない未来のことが不安だからって色々やってるけど、先のことなんてどうやったってわからないことはあるんだから、まずは「今」を楽しまないと人生損じゃない?
妻に言われてハッとした今日。
最近あれもこれもやらないと!と何かに追われるようにずっと動いてきて、しかもそのどれもが中途半端だったので、凄い心に刺さった。
まずは、目の前のことを全力で楽しむ。将来への種まきは必要だけれども、少なくとも「今」困っていないのであれば、将来を不安に思っても損なだけ。自分の気持ちの持ちよう一つで世界は変わる。「幸せ」の基準は人それぞれ。
・・・今日は独白です。一度きりの人生。今を楽しみにましょう!
僕が一次試験直前にやったこと、やらなかったこと。【中小企業診断士】
診断士の本番は二次試験なのだけど、まずは一次試験を突破しないと始まらない。そんな一次試験まで2週間。
今日は僕が一次試験の直前にやったこと、やらなかったことを書く。
まず、やったことして、模試を何回か受けていたので、とにかく模試の問題を中心に何回も解いた。過去問も重要だけど、模試は各予備校がノウハウを活かして作った予想問題なのだから、本番に出る可能性は過去問より高い。だから模試中心。
ポイントは毎日全科目1回分は解いたこと。このタイミングだと「新しく何かを覚える」よりも「忘れないようにする」ことの方が重要になってくる。実際のテストでど忘れした時のダメージは思ったよりも大きい。自分のやってきたことを信じるためにも、覚えたことを忘れてないかのチェックした。
一方で、新しいことはやらなかった。一次試験の範囲は非常に広く終わりがない。どんなに勉強しても試験範囲の全てカバーすることはできない。そのため、とにかく自分のカバー範囲を広げなければと焦るのだけれど、そうなってくるとこれまでカバーできていたところを忘れてしまう可能性がある。
目的は、試験で高得点をとることではなく、最低点でもいいから試験に合格すること。
そうなった時に、繰り返しになるけれど、知らなくて解けなかったよりも、勉強したはずなのに忘れてしまっていた時の悔しさは段違いに大きい。仮に試験に落ちてしまったとしたらなおさら。
そんな後悔をしないためにも、この時期には新しいことには、あえて挑戦せず、しっかりとこれまで勉強したことが定着しているかを徹底的に確認した方がいい。
あと、これは直前の対策ではないけれど、問題の活用方法として、なぜそれが正解なのか、他の選択肢はなぜ間違っているのかまで説明できるようにした方がいい。1問1問をしゃぶり尽くす。そうすれば似た問題が違う切り口で問われても答えられる。
年に1回しかない試験、受験される方々の合格を本当に応援しています。