「悩みどころと逃げどころ」は「いい人生」を送るための必読書。
こんにちは。中小企業診断士のコーヘーです。
今回は、有名な社会派ブロガーのちきりんさんと、プロゲーマーとして活躍されている梅原大吾さんが、「いい人生」とはをテーマに対談された本「悩みどころと逃げどころ」を読んだ感想を書きたいと思います。ちきりんさんは、とてもわかりやすい文章を書くことに長けており、この本も非常にわかりやすいです。
1.概要
この本はいい学校、いい会社を経て社会派ブロガーとなったちきりんさんと、学校では勉強せず、ずっと寝ており今はプロゲーマーとして世界で活躍されている梅原さんが、
全く異なるお互いの立場から、学歴、競争社会、市場からの評価、収入を切り口に「いい人生とは」をテーマについて対談したものです。
2.この本の魅力
何と言っても、「社会派ブロガー」と「プロゲーマー」という180°異なる分野で超一流のお二人が、「いい人生とは」について共通の答えに至っている点ではないでしょうか。
梅原さんは「とことんあがいて自分の器を知る」、ちきりんさんは「とりあえずやってみてダメならさっさと別の道に進んじゃえばいいじゃん」と、ノリは違いますが、結局は、「自分の選択に納得できているか?自信が持てるのか?」と自分に問いかけ、その答えが「Yes!」であれば、それは「いい人生」だよね、という結論に至っています。
3.読み終えて
本の中でも出てきますが、私自身長い間、学校的価値観(例えば、いい大学を出ていい会社に入ればいい人生とか、結婚して子供ができたらいい人生といったことに疑問さえ持たない価値観)の中で育ってきましたので、この考え方は非常に新鮮でした。
「自分で選択し、その結果に責任を持つ」というのは簡単なように見えて、非常に難しいですが、私も「いい人生」を歩みたい人間ですので、どんどん選択していきます。
皆さんもぜひ読んでみてください。