リーダーとして人を巻き込むポイントまとめ。
こんにちは。コーヘーです。
今月は中小企業診断士として実務従事に携わっています。お金をもらってはいませんが、診断先のことを考えながら、チームでディスカッションして改善策を検討していく。そして提案内容が診断先の利益になるようになってほしいと思います。
さて、今回の実務従事で、私リーダーをやらせていただいており、色々経験させてもらっていますので、今日はその内容をまとめます。
1.リーダーの役割とは。
チームから出てきた意見に対して「意思決定」するのがリーダーの役割です。「俺はこうしたいんだ!」とチームを引っ張るリーダーシップもありますが、その場合、チームはリーダーの後ろをついていくだけの存在となり、チーム「機関車」(前だけにエンジンがあるため動くのに力がいる。)になってしまいます。それに対し、まずチームメンバーから発言を促し、その上で意思決定するリーダーであれば、チーム全員が納得することができるため、同じ方向に向かってチーム全員がエンジンとなることができ、結果「新幹線」のような力で物事を進めることができます。
2.進め方に気をつける。
リーダーとして話を進めていく上で、まずは発言を促すことが大切です。ポイントは「あっているか間違っているかは問わない」です。明らかに間違っていても、それを言ってしまうと発言者のプライドを傷つけることとなり、次から発言しなくなるでしょう。あっている間違っているは、議論を進めていく上で自然と発言者が気づくので、よっぽどのことがない限り放っておいても大丈夫です。
その他、まず発言してもらったことに感謝することで、どんどん発言を促すことができます。そしてなぜその発言をしたのか丁寧に聞いていきます。そうすることでチーム全体で話を深掘りしていくことができます。
まとめ
今回の実務従事で学んだリーダーの役割と進め方について大事なポイントをまとめました。実際この2点を気をつけるだけで、ディスカッションするときの実務補習のメンバーの発言回数、内容、顔つきが変わってきたのを実感できました。
それなりにお金はかかってしまいますがそれに見合うリターンはある、というのが実務従事に対する率直な感想です。ただ私は診断士。本当は、お金をもらって診断先に貢献できるようになる、というのがあるべき姿だと思います。
それではまた。