中小企業診断士 K. の物語

イイ仕事、イイ人生を追い求めて。

中小企業診断士に合格後に気づいた自分に足りないもの。

中小企業診断士の資格を取ると、色々な「人に会う」機会が(半強制的に)増える。

大きな理由として免許更新要件の5年の間に30日以上の実務に従事すること、という

要件があるから。

しかし、企業に勤めている人たちは中々診断士として活動することができない。

そのため、協会が土日を中心に、実務に従事する機会を提供してくれている。

具体的には独立した中小企業診断士のもと、5人程度のチームで土日中心に約1ヶ月半、中小企業のコンサル活動をする。

 

もう1年前になるが、「あ、この人はきっととても活躍しているな」と感じた先生に実務従事で会った。と、同時に自分に不足している点も気づいた。

 

中小企業診断士の試験では測れないスキル。話を聴く力と、顧客の思いと実際に取り組んでいることの「ズレ」に気づき、実行可能な方策の提案をする力である。

 

中小企業診断士の試験は大きく2つに分かれており一次試験と二次試験に分かれており、一次試験ではマーク式、二次試験は記述式のケーススタディとなる。

一次試験では単純に知識を問われる。

二次試験は記述式のケーススタディであり、求められるスキルは編集力である。

答えは全てケース、すなわち問題に書かれている。

 

試験に合格すると、つい「自分デキる!」と思い込み、覚えたフレームワークや知識をフル活用してこれでもか!という提案を大量に作ってしまう。なまじ知識を大量に持っているためある程度作れてしまう、というところもある。

ただ、そうやって作った提案は、ほぼ100%顧客に受け入れてもらえない。

理由は顧客を見ていないから。

正確には、自分の持っている知識や枠にどのように当てはめればいいのか、という観点になっており、見ているつもりになっている。

 

本当に活躍している診断士は顧客をしっかりと「見ている」。そして、実際に実行できる提案をしている。

 

そんな活躍する診断士に自分もなりたい、と強く思う。