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水泳、ランニングが好きです。

「どうせ無理」を捨てて、本当の自信を取り戻す【書評】

本屋でたまたま平積みにされているのを見て、植松努さんという方を知りました。何気なく本を手に取ったのですが、とても前向きになれます。「自分なんて・・・」とネガティブになった時に元気づけてくれる本です。

植松努さんとは 

北海道で「植松電機」というリサイクルに使われるマグネットという機械を製造する会社を経営されている方です。そして、ロケットも作っています。驚くべきことに世界に3つしかない宇宙と同じ無重力状態を作る実験装置も自分たちで作ったとのこと。

「ロケットを作る」という夢をもち、本当に作れるようになったという凄い方です。

 

「失敗した」は「やったことがないことに挑戦した」あかし

そもそも行動しなければ成功も失敗もありません。そして大抵はじめは「失敗」します。やったことがないから当たり前です。

僕の娘達も最初自転車に乗れませんでした。でも何回も練習したら乗れるようになりました。僕は娘達を褒めました。そしたら娘達は嬉しくなって「自転車で公園行こう」と言いだしました。このような経験は別に子供とか大人とか関係ありません。いくつになっても「失敗」しましょう。そしてチャレンジしましょう。失敗はダメなことでも恥ずかしいことでもありません。「失敗」という経験の先には自分の「成長」が必ず待っています。

 

本当の「自信」の作り方

やったことがないことをやってみる。まずは簡単なことからやる。そしてそれが「できた」とき、それが上手になった時、自然と「自信」は生まれます。

子供の「できた」ばかりですが、シャボン玉が作れるようになった時、ひらがなが読めるようになった時、砂場でお城が作れた時、自転車に乗れるようになった時。「できた!」と嬉しそうに言ってくる顔は本当に「自信」に満ち溢れています。

それは大人でも変わらないはず。しかしどこかテレてしまい、つい自分でもその「できた」を「当たり前」に置き換えてしまっていた気がします。

 

夢とお金は切り離して考える

夢とは、大好きなことや、やってみたいこと。

仕事とは、人の役に立つこと。

と植松さんはいっています。もし、夢で食べていけるかどうかを夢をはかる基準にしてしまうと、夢を叶える可能性を小さくしてしまいます。夢を叶えるためのポイントは自分目線と他人目線の2つの視点で考えること。夢を仕事にしなければ、夢を叶えられる確率は高まります。

 

ぜひ読んでほしい人

中学生以上の子供がいる方には本当に読んで欲しいです。そしてその子供達にもすすめて欲しい。子供達には自分の夢を大事にして欲しい。恥ずかしがらずに夢を諦めないで欲しいと自分が親になった今本気で思います。そして、それにはきっと子供たちが自分に「自信」を持つことが大切です。どうすれば「自信」を育てることができるのか、「自信」を取り戻すことができるのか。それがこの本には書いてあります。

 

TEDでのスピーチも有名

本を読んでから知りましたがTEDでのスピーチも有名です。眠らせていたご自身の「夢」を叶え、多くの人に「夢」を叶えて欲しいという情熱を感じます。

youtu.be

 

オススメの一冊です。