改めて中小企業診断士を受験する目的を考える。【中小企業診断士】
一次試験二日目お疲れ様でした。10月には二次試験が控えているものの、今日1日は試験の疲れをゆっくり癒し、また明日から頑張りましょう!
二次試験に向けてはここでも書きましたので参考に。
さて、今日は中小企業診断士を受験する目的について書きます。
なぜ受験するのか
一般的に中小企業診断士に合格するためには1,000時間の勉強が必要とされています。経験的にもそのくらいは勉強しました。診断士を受験する理由は、独立、出世、自己啓発と様々だと思いますが、本当に1,000時間も投資すべきかは考えた方がいいです。中小企業診断士は公認会計士、税理士、社労士と異なり独占業務がありません。独立してプロのコンサルタントになるのが目的であれば、中小企業診断士を受験しなくともなれます。
2年3年と勉強期間が長期になるかもしれません。惰性でお金や大事な時間を使うことのないよう、受験する目的はモチベーション維持のためにもしっかりと考えるべきです。
受験するとしたらどのような手段がいいか
勉強の方法としては大きく3つあります。通学、通信講座、独学です。
費用は 通学 > 通信講座 > 独学です。
一方勉強に費やす時間は 独学 > 通信講座 > 通学
となります。お金と時間のどちらを取るか考える必要があります。自分の勉強スタイルにあった方法を考えましょう。
まずは過去問とテキストを買って勉強してみる。
なぜ診断士を受験するのか?どうやって勉強するのか?考えることや選択肢は色々あるものの、どの科目でも良いので過去問とテキスト一冊ずつ買って試しに勉強してみると良いです。本当に勉強する必要があるのか、どういう勉強法が向いているのかがわかります。そして、そのことに気づくのに費用はたった3,000円程度。もし、必要ないのであれば勉強をやめれば良いだけですし、損失も少なくてすみます。本当に勉強したいのであれば追加で過去問やテキストを購入するもよし、通学や通信講座に申し込むのも良いでしょう。
合格後に世界は広がる
診断士に合格すると世界は広がります。受験者の7割が企業内診断士。ということは診断士という資格を通じて、他企業に勤めている方に会う機会ができます。しかも中小企業診断士に合格するための知識と高い意識を持った方々ばかりです。ただ会社勤めをしているだけでは知り合うことのないであろう人々とビジネスの世界で知り合うことができます。
また、プロのコンサルタントがどういうスキル、ノウハウで活躍しているかも肌で感じることができます。資格を取った=すぐ独立して活躍できるわけでは決してありません。しかし、自らと同じように中小企業診断士の資格を持ち、独立して活躍されている人がいるということは大きな希望です。
まとめ
中小企業診断士の資格を取ってから自分自身大きな自信になりました。一方で、プロの世界を目の当たりにし、自分の未熟さを実感しています。ただ、自分の未熟さを実感できるということは、まだまだ自分も成長できるということです。
イイ仕事をして、イイ人生を送る。中小企業診断士はそのことを見つめ直す良いきっかけです。
受験生の皆様。10月の二次試験に向けて頑張ってください!
二次試験対策は「ふぞろいな合格答案」シリーズがオススメです。まだ間に合います。
1日1日を大切に。