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事例Ⅳ(財務・会計)での注意点【中小企業診断士】

事例Ⅳってしんどいですよね・・・。ただ、ここを突破できれば後は口述試験を残すのみ。口述試験は落ちる試験ではありませんので、実質事例Ⅳの財務・会計が診断士試験の最終関門です。(口述試験については改めて書きます。)

一次試験を突破し、事例I〜IIIで力を振り絞った後の事例Ⅳ。集中力が切れかけの中ですので、普段の勉強時には絶対にやらないミスを犯してしまう可能性もあります。

しょうもないミスをすることないよう注意点を書いておきます。

計算問題の解答に気をつける。

このミスをしてしまい結果不合格だったという話を時々耳にします。

財務指標の名称を(a)欄に、値を(b)欄に、と書いてあるのに逆に書かないようにしましょう。また、小数点第3位を四捨五入しろ、と書いてあるのに小数点第3位まで書いてしまうミスや、単位の書き間違いなども減点につながりますので気をつけます。本番では緊張もあり、普段だったら絶対しないようなミスをしがちです。絶対に間違えないよう試験終了前に確認してください。うっかり確認を忘れると、例え解答が間違っていなかったとしても、合格発表まで悶々とするハメになります。

難しすぎる問題はとばす。

実は診断士を受験される方には金融機関出身の方が多くいます。普段から業務で事例Ⅳに関する助言を行なっているような方達です。そのような方でないと解けないような問題も時々出ますが、そのような問題は普通の受験者には難しすぎます。合格ラインは40点未満のないことかつ平均60点です。40点でも他の科目でカバーすればいいわけですので、難しいと感じたら解答を諦めることも大切です。40点ということは半分解ければOKということですので、あまり完璧を目指しすぎないようにしましょう。

深読みしすぎない。

逆に普通にしていれば解ける問題を深読みしすぎないようにしましょう。事例Ⅳは他の事例と異なり、深い解答を求められていません。事例I〜IIIの後だからといって、焦って考えこみすぎないよう注意しましょう。

 

事例Ⅳは計算問題が中心ですので、他の事例より対策しやすく、得点につながりやすい科目でもあります。また、診断士としてビジネスに携わる以上避けては通れない科目です。苦手な方は何とか乗り越えましょう!