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独学で合格するためにオススメのスケジュール【中小企業診断士】

独学には甘い誘惑がつきものです 。付き合いの飲み会や、家に帰ってからのテレビ。また、ついスマホでネットサーフィンをしてしまったり。しかし、独学で診断士に合格すると決めた以上、自らのリソースの多くを割く必要があります。仮に1年で1,000時間を確保しようと思うと、

1,000時間 ÷ 365日 = 2.7時間/日

たまには休みも必要ですので、そのことを考えると3時間/日は勉強しないと1年間で合格するのは難しい計算になります。そのため、合格するまでのスケジュールがとても重要です。

独学で合格するためのスケジュールの立て方

予備校や通信講座と異なり、独学では合格までのスケジュールを自分でたてる必要があります。また、その期間のモチベーションの維持も自分で管理しなければなりません。

今回は独学におけるオススメ勉強スケジュールとポイントを書きます。

勉強を進める順番【一次試験】

中小企業診断士試験の一次と二次は以下の通り、企業経営理論と財務会計、運営管理が密接に関係しています。

そのため、この3科目を優先して勉強します。また、他の4科目については暗記が中心となることもあり、先ほどの3科目よりは優先度を低くします。

なお、TACなどの予備校でも企業経営理論(No1)から順番に進めており、その流れをマネするのも良いでしょう。

*◎は一次と二次が密接に関係していることを示す。

*◯は一次試験でのみ重要な科目であることを示す。

試験当日までに最低3回以上は7科目をまわす。

人間は忘れる生き物です。エビングハウス忘却曲線というドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの実験結果からも、人間は何かを記憶した20分後には42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ヶ月後79%が忘れてしまいます。

7科目を1科目ずつ完璧にしてから次の科目を勉強するのではなく、何回も繰り返し勉強し知識の定着を図りましょう。

並行して二次試験の準備も行う。

一次試験から二次試験まで2ヶ月しかありません。一次試験の勉強と並行して、二次試験の勉強も行いましょう。オススメは5月頃にある予備校の模試を受験し自分のレベルを把握することです。箸にも棒にもかからないようであれば、優先度をあげて勉強する企業経営理論、財務・会計、運営管理の知識をもとに二次試験の勉強もします。

二次試験の過去問はTACのHPからも入手できますので、実際に書いて練習するようにしましょう。1週間で2事例程度ずつ実際に解いてみて、二次試験の感覚を掴んでおくことが理想です。

 

1年間で合格しようと思うと1日3時間は勉強する必要があります。通勤・通学や隙間時間、寝る前の時間を上手に活用して勉強時間を確保しましょう。