30代から勉強を始めてTOEICで800点を越すために買うべき本3冊。【英語】
正直学生の頃は英語が大嫌いでした。とにかく避けていました。
TOEICを初めて受験したのは27歳の時。社会人になって数年経ってからでした。
初めて受けたTOEICの点数は495点。全く聞き取れず適当にマークしていったことを覚えています。
それが今では800点を超える点数を取ることができました。英語が話せるレベルにはまだまだ程遠いですが、ある程度は英語で話せるレベルです。
今日はそんな私がTOEICで800点を超えるために特に活用した本を3つ紹介したいと思います。色々試しましたが、この3つさえあれば他の本は不要です。
1.TOEIC公式問題集
必須です。TOEICを受験するのですが、TOEIC公式問題集から勉強しましょう。そうはいっても語彙が不足している、文法がわからない、などあると思いますが、それらはTOEIC公式問題集にトライしてみてわからなければ調べる、というスタンスで勉強していきましょう。
2.Forest
TOEIC文法はこれ一冊でOKです。TOEIC公式問題集を解きつつ、わからない部分について読み進めていきます。わかりにく過去形と過去完了形の違いなんかも絵で丁寧に説明してくれているので、とても使いやすいです。
3.Duo
英語学習者に人気の単語帳。まずはこれ一冊完璧にしあげましょう。ストーリー仕立てで単語が重複しないよう短い文章になっていますので全て覚えます。声に出して読む練習をしておくと後々、英会話の時に役立ちます。復習用のCDは60分で1週しますので、聞き流しには最適です。
英会話となってくるともう少し頑張らないといけませんが、TOEICで高得点を取るだけなら3冊で十分です。少し勉強が単調になってきて飽きてきたら、別の本を買って気分転換することもいいでしょう。
昇級試験などでとにかくTOEICの点数が必要な人には絶対オススメの3冊です。
子供への「読み聞かせ」を圧倒的に効率化ために行うべきたった一つのこと。
子供への「読み聞かせ」。それは本を通じて子供への愛を・・・。
読み聞かせの効果として、想像力や言語能力の高まり、感情表現が豊かになる、など良いことづくめです。しかし、少し大きくなってきて、沢山本を読みたくなってくる年頃になると正直結構キツい時があります。
なお、私が帰ってくるのは大抵子供達が寝た後なので、平日は基本妻が担当、土日の休みの日には私が担当しています。
ちなみに、我が家は二人子供がいるのですが、毎日一人2冊。合計4冊読んでいます。最初は一人1冊だったのですが、子供がもっと読んでほしいというので2冊で妥協しました。
で、エセイクメンの私が担当するときは、できる限り「薄くて文字数が少ない本」を選んでもらいます。有名な「11ぴきのねこ」や「ぐりとぐら」だともう長い・・・。
そんな「読み聞かせ」にネガティブなことを書いてきたエセイクメンの私がオススメする本は「キンダーメルヘン」シリーズ。
1冊あたりの値段も安い(薄いからですが)し文字数も少ない。しかし話自体は子供には面白い話ばかりです。
これだったらエセイクメンの私でも4冊くらい簡単に読めます。しかも、子供達も数が多くて喜んでくれますし一石二鳥です。(時々読むのが早すぎるっ!と怒られますが・・・。雑に読むとすぐに反応されます。)
子育てに一石二鳥もないのでしょうが、そうはいってもやはり大変なのは大変なので、手を抜くところは抜いていきましょう。(お前ごときが言うな、と怒られるでしょうが・・・。)
理論政策更新研修が予想以上に面白った。
理論政策更新研修。それは、中小企業診断士なら避けては通れない道です。
何かというと、中小企業診断士の免許を更新するために絶対に受けないといけない研修のことで、登録有効期間5年間で5回、すなわち年1回の頻度で受けないとダメな研修のことです。なお、忙しくて受けられない年があっても次の年に2回受けることも可能です。
今日はそんな理論政策更新研修に行ってきました。大阪だと年に何回も研修は開催されており、担当する診断士の方によってテーマが変わります。
今回は「サービス業の生産性向上支援」でした。具体的にはサービス業の生産性向上にIEの考え方を取り入れて支援した結果、売り上げアップに繋がりました、というもので、サービス業で使えるなら、人間が関係しているビジネスで使える、要するに何でも応用ききます。言うは易く行うは難し、ですが。。。
1.そもそもIEとは。
IEとは、インダストリアルエンジニアリングのことで、日本語では「経営工学」と訳されます。主に製造業で活用されている手法で、大きくは方法研究と、作業測定に分類され、さらにそこから細かい分類があります。
例えば、加工、運搬、停滞、検査等で、どんなことをやっていて、どれだけ時間がかかっているのかをとにかく細分化、分析し改善をはかっていこうというものです。
2.IEをどうやってサービス業に応用するのか。
IEの一つに「動作分析」があります。要するに工程の中で人が何をしているのかを分析することです。すごく細かい動作でいうと、手を伸ばす、材料をとる、加工場所まで運ぶ、材料を流し込む、スイッチを押す、・・・・といった動作、そしてそこにかかる時間を分解していきます。その上で、無駄な動作はないか、無駄な時間はないかといったことを検証し改善していきます。
これをサービス業(今回は訪問販売の営業)に応用すると、例えば、「アポ取り」の動作一つとっても、アポ取りする時間帯、第一声のセリフ、アポ取り中のやりとり、アポ取り後の訪問の時間帯、などなど多くの行動に分解できます。
各行動について、仕事のデキる人の行動を分解することで共通点が見えてくるので、何をどうすれば良いのか誰にでもわかるようになります。
実際、このように行動を分析することで、売上が10%以上伸びた企業もあるそうです。
3.気づき
今回はサービス業の生産性向上というテーマでしたが、この手法はどんな仕事にでも活用することができます。もちろん家庭の仕事でも。
この研修の受講後、そういやデキる人ってとにかく観察力が半端なかったなーと共通点を思い出し、よし!自分も頑張ってデキる人の行動観察したり、人気ブログを研究していこうと思った1日でした。
久々のブログ更新。今日からまた毎日更新目標に頑張ります。
マネジメント層は「暇」でなければならない。
こんばんは。コーヘーです。
今日は同僚と飲みに行ったときの話。どんな職場であれば働きやすいのか、という話です。
私は完s璧主義者の傾向があるため、何でも自分ができなければ、と思ってしまう傾向にあり熱心に働いてしまうのですが、飲みに行った同僚が言うには、「マネジメント層は暇でなければならない。実際は暇でなくても暇を装わなければならない。理由は、マネジメント層が忙しければ部下は「働かないと!」と思ってしまう。それではみんなが疲弊してしまう。頑張れば短期的には良い成果が出せるかもしれないが、中長期的にそんな働き方はしない方がいい。」ということでした。
企業の成長段階にもよりますが、同僚の言ったことはその通りだと思います。サラリーマンである以上、部下は常に大なり小なりマネジメント層の顔を伺っています。マネジメント層が暇そうにして早く帰るようであれば、自分も早く帰ってもいいか、と思いますし、マネジメント層が遅くまで残って仕事をしているのに、自分だけが早く帰るというのも、(残っていても意味はないと思いつつも)なかなか難しいでしょう。
仕事熱心な人ほど、暇=悪としがちですが、「組織」という大きな枠でみれば、自分が暇であること(実際には暇でなくとも)で、他の人が効果的に働き、結果、大きな成果を得られることができます。
組織で働く上で、マネジメント層の及ぼす影響は本当に大きいものです。
私自身、自分の働き方を見直すこととなった良い考え方でした。
それではまた。
リーダーとして人を巻き込むポイントまとめ。
こんにちは。コーヘーです。
今月は中小企業診断士として実務従事に携わっています。お金をもらってはいませんが、診断先のことを考えながら、チームでディスカッションして改善策を検討していく。そして提案内容が診断先の利益になるようになってほしいと思います。
さて、今回の実務従事で、私リーダーをやらせていただいており、色々経験させてもらっていますので、今日はその内容をまとめます。
1.リーダーの役割とは。
チームから出てきた意見に対して「意思決定」するのがリーダーの役割です。「俺はこうしたいんだ!」とチームを引っ張るリーダーシップもありますが、その場合、チームはリーダーの後ろをついていくだけの存在となり、チーム「機関車」(前だけにエンジンがあるため動くのに力がいる。)になってしまいます。それに対し、まずチームメンバーから発言を促し、その上で意思決定するリーダーであれば、チーム全員が納得することができるため、同じ方向に向かってチーム全員がエンジンとなることができ、結果「新幹線」のような力で物事を進めることができます。
2.進め方に気をつける。
リーダーとして話を進めていく上で、まずは発言を促すことが大切です。ポイントは「あっているか間違っているかは問わない」です。明らかに間違っていても、それを言ってしまうと発言者のプライドを傷つけることとなり、次から発言しなくなるでしょう。あっている間違っているは、議論を進めていく上で自然と発言者が気づくので、よっぽどのことがない限り放っておいても大丈夫です。
その他、まず発言してもらったことに感謝することで、どんどん発言を促すことができます。そしてなぜその発言をしたのか丁寧に聞いていきます。そうすることでチーム全体で話を深掘りしていくことができます。
まとめ
今回の実務従事で学んだリーダーの役割と進め方について大事なポイントをまとめました。実際この2点を気をつけるだけで、ディスカッションするときの実務補習のメンバーの発言回数、内容、顔つきが変わってきたのを実感できました。
それなりにお金はかかってしまいますがそれに見合うリターンはある、というのが実務従事に対する率直な感想です。ただ私は診断士。本当は、お金をもらって診断先に貢献できるようになる、というのがあるべき姿だと思います。
それではまた。
中小企業診断士に合格するために、かかった費用をふりかえる。
中小企業診断士のコーヘーです。
今日は子供達を連れてプール(屋内)に行きました。暑くなってきたので人も若干多め。2時間ほど目いっぱい楽しみ、夜は電気を消した瞬間に寝てくれました。寝かしつける時にすぐ寝てくれるのは親としては非常に助かります。
さて、今日は中小企業診断士に合格するまでにかかった費用を振り返ってみたいと思います。ちょっとドキドキ。というのも正直軽く20万は超えるから。しかしそれ以上に価値があります。
1.受験までにかかる費用
私は独学だったので、テキスト、問題集、過去問+模試代です。
テキスト、問題集、過去問が1冊2,000円弱。7科目ですので3冊×7科目×2,000円=42,000円。1次の模試代が5,000円、2次の模試代が7,500円くらい。模試を何回受けたか忘れてしまたか、最低でも1次3回、2次は5回程度受けました(2次は中々コツが掴めなかったため何回も受けました。)ので結局100,000円近く使いました。
ちなみに、通学や通信講座で勉強しようとすると、TACなどでは200,000円はかかりますので、それでも安いです。
2.受験費用
1次試験13,000円、2次試験17,200円の合計30,200円かかります。科目合格していた場合は、その試験を欠席する形になります。
3.実務補習
試験に合格した後に実際に中小企業を診断する活動を15日おこなう必要があるのですが、大抵の受験者は試験合格後、中小企業に縁がありません。その場合は、実務補修を受ける必要があります。この実務補習が1回5日で50,000円。15日実務補修を受ける必要がありますので、150,000円はかかります。なお、1次試験合格後に中小企業診断士養成過程を受講することで登録も可能なのですが、100万円以上かかりますので、通常の受験者には非常に厳しいと思います。
まとめ
1〜3を合計すると、一番費用が少なくて済む独学でも250,000円以上はかかる計算になります。なお、これはあくまで中小企業診断士に合格するまでの費用です。
ここからさらに診断士としての資格を維持していくためには、毎年の政策理論研修の受講6,000円や協会員としての会費が45,000円(協会員になるかは任意)、5年で30日以上の中小企業診断士としての活動が必要です。中小企業に縁がない場合は、実務従事という形で診断活動を行う必要があり、5日で50,000円程度がかかる計算になりますので、資格を維持するのに100,000円近くかかります。
とはいえ、サラリーマンしていると中々接することのない社外の人とのつながりも増えるため、視野が非常に広がりますし、人脈も増えます。将来は独立を、といったオプションも選択肢に入ってきますし、費用はかかりますが、そのリターンは決して小さくないと思います。
中小企業診断士の実務従事から学べる3つの大切なこと。
こんにちは。中小企業診断士のコーヘーです。
中小企業診断士の免許を継続するためには、5年間の間に実際に中小企業診断士として活動する必要があります。といっても、サラリーマンだとなかなか中小企業診断士として活動する場がありませんよね。
そのような人たちのために、協会が間に入り中小企業をサポートする場を提供してくれるのが実務従事です。実際にはプロの中小企業診断士1名と複数名が集まって、チームで1つの中小企業を診断することになります。土日の休みを活用して約1ヶ月半程度行います。多くの場合、最初に診断先の社長から2時間程度ヒアリング、その後1ヶ月程度ディスカッション、最後にその内容を社長に報告・提案します。
「中小企業診断士」として活動するため、サラリーマンとしては得難い学びを得ることができます。
1.会社の理念を明文化することの重要性が学べる。
どんな会社でも会社の理念(ビジョン、社長の思いと言ってもかまいません。)があります。もちいろん中小企業であっても、全くない会社というのはまずありません。ただ、中小企業の場合は理念が明文化されていないことが多いです。
理念が明文化されていない(すなわち社長の思いが従業員にわからない)状態とは、会社が目指す方向性や、意思決定の基準がわからないということです。人数が少ないうちは何とかなるのですが、規模が大きくなってくると、「社長の言ってることがコロコロ変わる。(社長側からすると基準はあるのですが。)」と従業員から不平不満が出てくるようになります。思っているだけでは人には伝わりません。しっかりと文字にして共有することが大切です。
2.現状と理想のヒアリングのテクニックを学べる。
ヒアリングの際には、いかに現状と理想を話してもらうか、かが重要になります。といのも、ここでしっかりとヒアリングしておかないと現状と理想のギャップ(すなわち課題)がわからなくなるからです。ポイントは、こちらが思っている以上に、相手は現状と理想を把握できているわけではない、ということです。
というのも、中小企業では大企業に対して、絶対的にリソースが足りず、時間に余裕がありません。そのため現状と理想について、あまり深掘りができず、とにかく今日、明日を何とかしなくては、という環境です。
そのため、こちらから「こういう理解であってますか?」という風に考えの整理をお手伝いしながら、ヒアリングを進めていくことが大切です。
3.診断士としての価値を提供できる。
ヒアリングがしっかりできると、そのギャップも把握することができます。ここでは、診断企業の限られた現状のリソースで、理想が現実的に達成できるのか、適切な相手に対して、適切な方法でアプローチしているのかを確認することがポイントです。
多くの場合、リソース不足で現実と理想のギャップを埋めることができない、もしくはアプローチの方法がずれていることが見えてきます。そうすれば、その点について改善策が提案でき、診断士としての付加価値です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ヒアリングをしっかりと行い理念をはっきりさせ、現状と理想を把握し、そのギャップを埋めていく。実際には社長がそんなにそれぞれの事柄について考えきれていない、もしくは考えていても(こちらを信頼しきっている状況からはスタートしないため)話してくれるとは限りません。
私も今実務従事に携わっており、提案に向けてディスカッションしています。
簡単にはいきませんが、今後提案する内容を診断先の社長に認めてもらえ、実際に行動に移してもらえ、成果を出してもらえる。そんな診断士の価値を提供できれば最高です。